ITパスポートに52歳で再合格!Udemy中心・テキストなしで挑んだ受験体験記

スマートフォンの学習アプリとパソコンの動画講座で学ぶ50代男性のイラスト。「52歳の学び直し ITパスポート再合格体験記 iPhoneアプリからUdemyへ」の文字。 資格

52歳、物流会社でセールスドライバーとして働く私が、ITパスポートに合格しました。受験日は2026年8月23日。総合評価点は645点でした。

実は、ITパスポートへの合格は初めてではありません。約10年前にも合格しており、今回は学び直しを兼ねた再受験です。

勉強の入り口は、iPhoneに入れた「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の過去問集」というアプリでした。アプリ内で紹介されていたUdemyの動画講座を知り、G検定の学習で契約していたサブスクリプションを活用して勉強しました。

市販のITパスポート用テキストは購入していません。動画講義を中心に準備しましたが、本番は前回より難しく感じ、試験時間をほぼ使い切りました。

結果を見たときの正直な感想は、「645点でも受かってホッとした」です。今回は、再受験を決めた理由と勉強方法、準備を振り返って感じたことをまとめます。

ITパスポートに645点で合格!約10年ぶりの再受験

2026年8月23日の試験結果

今回の受験について、まずは結果を整理します。

項目私の受験記録
受験日2026年8月23日
受験時の年齢52歳
職業物流会社のセールスドライバー
総合評価点645点
結果合格
過去の受験経験約10年前にも合格

こちらが、今回のITパスポートの合格証書です。氏名・生年月日・合格証書番号は伏せて掲載しています。

ITパスポート試験の合格証書。氏名・生年月日・合格証書番号は黒塗り。
ITパスポートの合格証書(氏名・生年月日・合格証書番号は非公開)。画像をクリックすると拡大できます。

なお、ITパスポートは総合評価点だけで合否が決まるわけではありません。IPAの案内では、総合評価点600点以上に加え、ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系の各分野別評価点も、それぞれ300点以上であることが合格基準です。試験内容と合格基準はIPAの公式資料で確認できます。

645点という結果にホッとした

高得点で余裕を持って合格した、という受験ではありませんでした。一問一問を慎重に考え、見直しもして、最後まで時間を使って取り組みました。

だからこそ、合格という結果にまずはホッとしました。一方で、合格できたから準備は十分だった、とは思っていません。今回の勉強には、振り返っておきたい点もあります。

なぜ合格済みのITパスポートを再受験したのか?

DX推進パスポートへの関心がきっかけの一つ

再受験を考えた理由の一つは、DX推進パスポートの取得を目指していたことです。

当時、私は「約10年前のITパスポート合格は、DX推進パスポートのバッジ発行対象にはならない」と認識していました。

今回あらためて公式情報を確認すると、DX推進パスポートの対象になるITパスポートは、2021年4月以降の試験を受験して合格した場合と案内されています。約10年前の合格は、この対象期間より前に当たります。これはDX推進パスポートの発行条件の話であり、過去のITパスポート合格と今回のバッジ申請は分けて考える必要があります。出典:デジタルリテラシー協議会「DX推進パスポート」

将来のキャリアの選択肢を広げたい

私は現在もセールスドライバーとして働いています。将来的には、社内でDX推進に携わることや、社外への転職も選択肢として考えています。

ただし、資格を取れば希望する仕事に就ける、と考えているわけではありません。ITやデータについて学ぶことを、これからの働き方を考える土台にしたいと思っています。

AI時代に備えるための基礎づくり

私が学び直している一番の理由は、AIを前提として変わっていく社会に対応したいからです。IT・AI・データサイエンスの基礎を、あらためて身につけたいと考えています。

私は情報工学科を卒業していますし、過去にITパスポートにも合格しています。完全なIT未経験からの挑戦ではありません。ただ、それまでの学習経験だけで、今のITやAIを十分に理解できているとも思っていません。

資格やバッジは、勉強を進めるための目標です。取得すること自体を最終目的にはしたくありません。

G検定の勉強中にITパスポートを受験した理由

7月中旬にG検定の学習を開始し、8月上旬には模試で手応え

2026年7月中旬、私はG検定の勉強を始めました。8月上旬には、受けていた模擬試験で合格の目安に届くようになっていました。

ここでいう目安は、その模擬試験での評価です。G検定本試験の合格を保証するものではありません。実際、9月のG検定では、模試と本番の難しさの違いに苦戦しました。

9月5日のG検定本試験までの期間を活用

G検定の本試験は9月5日。それまで少し時間があったため、ITパスポートも受験することにしました。

学習から受験までの流れは、次のとおりです。

時期学習・受験の流れ
2026年7月中旬G検定の学習を開始
8月上旬G検定の模試で合格の目安に到達。ITパスポート受験を決意
8月上旬〜下旬iPhoneにアプリを入れ、アプリ内で知ったUdemy講座を中心に学習
8月23日ITパスポートを受験。総合評価点645点で合格
9月5日G検定を受験。その後、合格を確認
10月現在DS検定に向けて学習中

ITパスポートの学習期間は、おおむね2〜3週間だったと振り返っています。ただし、正確な学習開始日は記録していないため、概算です。

G検定で使った教材や本番の様子は、52歳・非IT系会社員のG検定合格体験記にまとめています。

ITパスポートの勉強法|iPhoneアプリからUdemyへ

まずiPhoneに「いちばんやさしい ITパスポート」のアプリを入れた

受験に向けて、まずiPhoneに「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の過去問集」をダウンロードしました。

そして、アプリ内で紹介されていたUdemyの動画講座を知り、その講座で勉強を進めました。今回の私の学習は、アプリを入り口にして、動画講義につながる流れでした。

私がダウンロードした「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の過去問集」をApp Storeで見る

App Storeに掲載された「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の過去問集」のアイコンとアプリ名
引用:App Store「いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の過去問集」の掲載画面の一部(2026年10月19日確認)。今回ダウンロードしたアプリを示すために掲載しています。

G検定のために契約していたUdemyを活用

今回、市販のITパスポート用テキストは購入しませんでした。G検定の学習で契約していたUdemyのサブスクリプションを、そのままITパスポートの対策にも使いました。

「テキストなし」といっても、教材を使わずに受験したという意味ではありません。私の場合は、書籍を新たに買う代わりに、アプリで知ったUdemyの講座を学習の中心にしました。

アプリ内で紹介されていたUdemy講座で学習

私が受講したのは、『ITパスポート絶対合格の教科書』の著者によるUdemy講座です。講座ページには、作成者として高橋京介さん・渡邉実央さんが掲載されています。

私が受講したUdemyのITパスポート講座を見る

UdemyのITパスポート対策講座のタイトル。『ITパスポート絶対合格の教科書』著者によるコース
引用:Udemyの受講講座ページのタイトル部分(2026年10月19日確認)。講座を識別するための引用です。名称に含まれる合格に関する表現は講座側の表記であり、この記事で合格を保証するものではありません。

この動画講義を中心に勉強しました。ただし、実際に自分が何時間勉強したかは記録していません。講座ページに表示されている動画の総時間と、私自身の総学習時間は別のものです。

私には以前の受験経験があり、情報工学科で学んだ経歴もあります。今回の学習期間や結果を、そのまま初めて勉強する方の目安にするのは難しいと思います。

模擬試験でも問題を解いた

Udemyでは、動画講義だけでなく、模擬試験も何度か受けた記憶があります。ただし、受けた回数や点数の記録は確認できていません。

そのため、動画を見るだけで合格できた、とは言えません。問題演習も含めて準備した受験でしたが、どのくらいの演習量だったかを正確な数字で示すことはできません。

短期間の学習で感じた反省点

結果として合格できたものの、本番で感じた難しさを考えると、準備には足りない部分があったと思います。前回より難しく感じた理由には、今回の勉強量が少なかったことも関係していそうです。

これから準備するなら、学習期間の短さを目標にせず、問題を解いたうえで理解が足りない部分を確かめる時間を取りたいです。今回の経験を、「2〜3週間あれば十分」とは受け取らないでいただければと思います。

10年前より難しく感じたITパスポート試験

今回は試験時間をほぼ使い切った

約10年ぶりに受けたITパスポートは、私には前回より難しく感じられました。

今回は一問ずつ慎重に解答し、見直しも行いました。試験時間をほぼ使い切っており、余裕を持って早く終えられたわけではありません。

以前に合格している試験でも、もう一度受ければ同じように解けるとは限らない。今回の受験は、そのことを考える機会にもなりました。

試験の変化と自分の準備を分けて考える

ただ、「前回より難しく感じた」という私の感想だけで、試験全体の難易度が上がったとは言えません。問題の内容だけでなく、そのときの知識や準備の量によっても、受け止め方は変わると思います。

特に今回は、G検定の学習の途中で受験を決め、短い期間で準備しました。前回との違いを考えるときには、試験側の変化と、自分の学習が十分だったかの両方を見る必要があると感じています。

ITパスポートの学習は仕事に役立つのか?

物流の現場からIT・DXを考えたい

セールスドライバーとして働く私にとって、ITやDXは、今後の仕事と結びつけて考えたい分野です。

例えば、配送に関する情報を整理することや、業務の記録から改善点を考えること。そうした場面で、データの扱い方やITの基礎を理解していれば、現場の経験と学んだ知識をつなげられるのではないかと思っています。

これは今後取り組んでみたいことであり、今回の合格によって、すでに仕事で成果を出したという話ではありません。

学んだ知識を実務で使うことが次の課題

試験で知識を確かめることと、仕事の課題に使うことは、分けて考えています。資格に合格しただけで、業務改善ができるようになったとは言えません。

これからは、学んだ内容を仕事の中でどう使えるか、少しずつ考えていきたいです。社内のDX推進に関わるにしても、別の働き方を選ぶにしても、知識を身につけた先の行動が必要だと思っています。

ITパスポートの次はG検定、そしてDS検定へ

生成AIパスポートとG検定にも合格

2026年10月現在、ITパスポートに加え、生成AIパスポートとG検定にも合格しています。生成AIパスポートでも、勉強中の手応えと本番の難しさには違いがありました。

その経験は、生成AIパスポートの合格体験記に書いています。資格ごとに受験の様子は違いますが、合格した結果と、勉強の仕方への反省は、どちらも残しておきたいと感じています。

DX推進パスポート2から3へ

DX推進パスポートの対象は、ITパスポート・G検定・DS検定リテラシーレベルの3試験です。公式案内では、このうち2種類の合格者が「DX推進パスポート2」、3種類すべての合格者が「DX推進パスポート3」の対象となります。生成AIパスポートは、この3試験には含まれません。 制度の詳細はデジタルリテラシー協議会の公式ページをご確認ください。

私にとって、ITパスポートとG検定の合格を土台に、DS検定にも合格して「2から3へ」と進むことは、学習の進み具合を確かめる目標です。バッジの発行には別途申請が必要ですが、まずは対象となる3試験の学習を進めていきたいです。

現在は、その次の一歩としてDS検定に向けて勉強しています。DS検定の正式な名称や試験概要は、データサイエンティスト協会の公式ページで確認できます。

資格取得の先にある、AI時代への準備

ITパスポート、G検定、DS検定と学ぶ分野を広げるのは、資格の数を増やすためだけではありません。

ITの基礎を知り、AIについて学び、データを扱う考え方に触れる。その積み重ねを、これからの仕事や社会の変化に対応するための準備にしたいと思っています。

まとめ|50代からでもITの学び直しはできる

今回のITパスポートは、52歳での再受験でした。iPhoneのアプリを入り口に、そこで紹介されていたUdemy講座を中心に勉強しました。市販のテキストは購入せずに合格できましたが、総合評価点は645点。本番は前回より難しく感じ、試験時間をほぼ使い切りました。

合格にホッとした一方で、過去の合格経験があっても、準備を十分にすることの大切さを感じています。私の経験だけで、誰でも短期間で合格できるとは言えません。

それでも、52歳の今、働きながらITの基礎を学び直すことはできました。今はDS検定を次の目標にしています。資格やバッジを一つの区切りにしながら、学んだことを仕事につなげていきたいです。

※この記事は、2026年8月の受験体験をもとに、2026年10月時点の状況をまとめたものです。学習期間は記憶に基づく概算で、難易度は私個人の感想です。受験にあたっては、IPAのITパスポート試験案内などで最新の情報をご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました