【G検定合格体験記】52歳・非IT系会社員の勉強法|模試8割でも本番は難しかった

52歳・非IT系の男性が教材とスマートフォンで学ぶイラスト。「G検定 合格体験記 勉強法と本番のギャップ」の文字 G検定

52歳、非IT系の会社員のおじさんが、G検定に合格しました。受験したのは2026年9月5日(土)。9月24日、メールで合格の知らせが届きました。

ただ、試験直後の感想は「これは不合格かもしれない」。Udemyの模擬試験では8割以上を取れていたのに、本番は予想以上に難しく、合格の自信はありませんでした。

今回は、公式テキスト・アプリ・Udemy・ChatGPTを使った勉強法と、本番で感じた難しさ、今から勉強し直すなら変えたいことをまとめます。仕事をしながらG検定に挑戦しようと考えている方の参考になればうれしいです。

52歳でG検定に合格。受験前はITに詳しかったわけではない

こちらが、今回の合格証書です。氏名とアカウント番号は伏せて掲載しています。

2026年第5回G検定の合格証書。氏名とアカウント番号は黒塗り。試験日は2026年9月5日。
2026年第5回G検定の合格証書(氏名・アカウント番号は非公開)。画像をクリックすると拡大できます。

私の仕事は非IT系で、受験前は仕事で生成AIを使う機会もほとんどありませんでした。プライベートではChatGPTを使っていたものの、指示の出し方を体系的に学んだことはありません。

10年ほど前にITパスポートには合格していますが、それだけでITに詳しいと言えるほどではなく、AIの歴史や仕組みもあらためて勉強するところからのスタートでした。

AIを使いこなすために、仕組みを知りたかった

インターネットが広がり、スマートフォンが当たり前になったように、これからはAIを使うことが前提になる場面が増えていくのではないか。そう感じたことが、受験のきっかけでした。

便利だから何となく使うだけでなく、「どんな仕組みで動き、何が得意で、どこに限界があるのか」を知っておきたい。AIを使いこなせるようになるための一歩として、G検定を選びました。

使った教材は公式テキスト・トレ速アプリ・Udemy

勉強では、公式テキスト、トレ速アプリ、Udemyを使いました。分からない言葉や問題の解説には、ChatGPTも活用しています。

私が使用した公式テキストは、翔泳社の『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』です。使用した公式テキスト(第3版)をAmazonで見る

教材・ツール私の使い方と感想
公式テキスト(第3版)AIを体系的に学ぶための土台。全体像をつかむうえで、手元にあってよかったと感じました。
トレ速アプリ主な問題演習に使用。用語の暗記には役立ちましたが、答えを覚えるだけになった点は反省しています。
Udemy主に模擬試験に使用。動画も見ましたが、受講した範囲では、説明の長さや詳しさが自分に合わないと感じるものもありました。
ChatGPT分からない用語の解説や、理解を確かめる4択問題の作成に活用しました。

教材の良し悪しというより、自分の知識量や学びたいことに合うかが大事だと感じました。特に動画は、私には説明が長すぎるものも、逆に簡潔すぎて理解が追いつかないものもあり、限られた時間で使いこなすのが難しかったです。

問題演習から気軽に始めたい方に向けて、個人で作った無料ツールも紹介しています。詳しくは「G検定AIトレーナー」を作った記事をご覧ください。

仕事をしながら取り組んだ勉強法

隙間時間にアプリ、分からないところはその場で確認

通勤や休憩の隙間時間には、トレ速アプリで問題を解いていました。分からない問題があれば、スクリーンショットをChatGPTに送り、解説してもらうという流れです。

ただ、振り返ると、休日にまとめて勉強する割合も高かったと思います。仕事のある日に少しずつ進めるつもりが、十分にできていなかった部分はありました。

iPhoneのリマインダーを復習メモにした

覚えたつもりでも、しばらくすると忘れてしまいます。そこで、復習したい内容をiPhoneのリマインダーに登録し、毎日表示させるようにしていました。

ある程度覚えたものは、表示する頻度を落として調整。自分が普段使うアプリの中に復習のきっかけを置けたのは、続けるうえで便利でした。

ChatGPTは「暗記した言葉を理解する」ために活用

ChatGPTが特に役立ったのは、用語の意味を自分に分かりやすい例で説明してもらうときです。私の仕事や趣味にたとえてもらうと、難しい説明も少し身近に感じられました。

解説を読んだ後には、理解を確かめるための4択問題も作ってもらいました。勉強で質問するときは、たとえば次のような頼み方が考えられます。

この用語を、非IT系の会社員にも分かるように、身近な例を使って説明してください。解説の後に、理解を確かめる4択問題と、各選択肢の解説を作ってください。

ただし、ChatGPTの回答は必ず正しいとは限りません。もっともらしい誤りを含むこともあるため、理解を助ける相手として使い、内容は公式テキストなどと照らし合わせることが大切だと感じています。

模試では8割以上。でも本番は予想以上に難しかった

Udemyの模擬試験では8割以上を取れていました。それもあって、受験前はかなり油断していたと思います。

ところが、実際の試験は私にとって模試よりもずっと難しく感じられました。公式テキストを読んだときには覚えたつもりのない内容や、手持ちの知識だけではすぐに判断できない問題にも出会いました。

145問を100分で解く、判断の速さも必要だった

私が受けた試験は、145問を100分で解く形式でした。単純計算では1問あたり約41秒。問題文と選択肢を素早く読み、何を問われているのかをつかむ必要がありました。

自信を持って答えられたのは、体感では全体の3割ほどです。残りは消去法で選択肢を絞り、迷いながら選ぶ場面が多くありました。これは実際の正答率ではなく、試験中の手応えです。

だからこそ、試験後は不合格かもしれないと思っていました。合格のメールが届いたときはうれしかったのですが、「勉強の仕方はこれで十分だった」とは言い切れません。

模試の点数と本番の手応えが違った経験は、生成AIパスポートの合格体験記にも書いています。私の場合は、正解を選べることと、内容を理解できていることを分けて考える必要がありました。

一番の反省は、答えの暗記に頼りすぎたこと

トレ速アプリを中心に繰り返し問題を解き、用語や答えは覚えられたと思います。一方で、「なぜそれが正しいのか」「似た用語とは何が違うのか」まで、十分に理解できていませんでした。

この理解不足が、本番で苦しんだ理由の一つだと感じています。合格はできたものの、暗記中心の勉強には反省が残りました。

今から勉強し直すなら、毎日少しずつ「説明できるか」を確かめたい

もう一度準備するなら、休日にまとめて取り組むだけでなく、毎日少しずつ学ぶ時間をつくりたいです。そのうえで、次の流れを意識します。

  1. 公式テキストで用語と全体のつながりを確認する
  2. アプリや模擬試験で問題を解く
  3. 間違えた理由と、ほかの選択肢が違う理由を確かめる
  4. 自分の言葉で説明できるかを試し、日を空けて復習する

同じ問題を解いて正解できるだけで安心せず、言い回しや例が変わっても理解できるか。それを確かめる勉強を増やしたいと思います。

G検定の受験前に気になりそうなこと

50代・非IT系でも、独学で合格できる?

私自身は52歳・非IT系で、テキストやアプリなどを使って独学で合格できました。ただし、必要な準備は、それまでの知識や経験によって違うと思います。年齢だけで諦める必要はない一方で、「誰にとっても簡単」とは言えません。

ChatGPTだけで勉強できる?

私はChatGPTだけで受験したわけではないので、それだけで十分とは判断できません。体系的に学び、解説を確認するためにも、公式テキストは手元にあってよかったと感じています。

模試で8割取れれば安心?

私の場合は8割以上を取れていても、本番で苦戦しました。模試によって問題や難しさが異なるため、点数だけで合格を見込むのは難しいと思います。正解の理由まで説明できるかを、確認しておきたかったです。

合格後はDS検定へ。50代からも学びを続けたい

G検定の勉強を通じて、AIの歴史や仕組みに触れられたことは、自分にとって大きな収穫でした。ChatGPTを使うときも、以前より具体的に指示を出すことを意識するようになっています。

物流・配送・営業などの仕事でも、これからデータやAIに関わる場面は増えるだろうと感じています。すぐに何かが変わったわけではありませんが、今回学んだことを、今後の仕事にもつなげていきたいです。

現在は、次の目標としてDS検定の勉強を始めています。資格に合格するだけでなく、学び続けることで、仕事のやり方や物の見方を少しずつ変えていけたらと思っています。

自信満々の合格ではありませんでしたが、52歳からでも学び直しに取り組めました。これから挑戦する方も、まずは気になる用語を一つ調べたり、問題を一問解いたりするところから始めてみてはいかがでしょうか。

※この記事は、2026年9月に受験した筆者個人の体験です。教材や難易度の感想は、受講した講座や当時の知識によるものです。試験形式・日程・出題範囲などの最新情報は、JDLA公式のG検定ページをご確認ください。

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